こんにちは!わだちの犬飼です。
毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
店舗の周りの田んぼも稲刈りが始まって、黄金色に輝いていた田んぼが丸刈りになっていきます。季節の移ろいとともに風景が変化していく様子を楽しむことができる田園風景ですが、稲刈りが始まってしまうと、しばらくは丸坊主の状態の田んぼが続きます。次に緑になるのは来年のGWごろでしょうか?
さて話は戻りまして、今日もコペンを触っております!

当店で販売した車両でして、ご納車前整備でクラッチ交換をしております!
珍しいアンテナレス(高年式)のイエローの車両です。
当店の納車整備費用内での整備の基準は車検に通る状態かどうか、です。例えば車検に通らないようなオイル漏れやブーツ切れなどがあった場合、全て直してからご納車いたします。
今回のようなクラッチの整備はオプション的な扱いでして。お客様とご相談の上別途費用がかかってしまいますが、安全安心にお乗りいただくために追加で実施することもできます。中古車販売と認証整備工場の2つの面がある当店ならではの作業とも言えます。

何度かご紹介している通り、コペンはクラッチ交換のためにエンジンごと降ろす必要があり、かなり大掛かりな作業となります。
ついでにウォーターポンプやエンジンマウントなど、普段は工賃が高くつく作業も降りたついでにやっておくと、工賃が節約できるのでお勧めです!

エンジンとトランスミッションを分離。

今回のお車は13万キロ走行したコペンです。まだまだクラッチディスクは使えそうな感じですね。
クラッチの減り具合は乗り方によってかなり左右されるので、一概には言えませんが、コペンのクラッチは減りにくい印象です。
おそらく大切に乗られている方が多いのと、4気筒の軽自動車ゆえに低速トルクは細いので、車重と相まって減りにくいのもあるのかと思います。
逆にレリーズベアリングなどは弱い印象なので、いずれにせよ10〜15万キロで一度交換した方が安心かと思います。
今日の朝から作業を始めて間に来店のお客様のBMW320iのオイル交換や、コペンのブレーキフルード交換などの作業を挟み、クラッチ交換後にエンジンとミッション、エンジンメンバーとを合体させて本日の業務は終了です。
明日は車両に載せて細かなところを仕上げていきたいと思います!
ではでは!