こんにちは!わだちの犬飼です。
今日はなんだか夏のような土砂降りの雨の1日でした。そのせいか少し寒さは緩んでいたので作業は捗りました!

車検整備中の赤コペンさん。当店はアクティブトップの修理やエンジンオーバーホールなど特殊な作業が多い印象を持たれているからも多いかと思いますが、一般的な整備ももちろん大歓迎、オイル交換や車検も日常的に行なっております。
車検のタイミングで大きな予防整備をされる方も多いので、当店の車検整備はヘビーな事が多いです。
今回の赤コペンさんは各種油脂類の他にラジエーター等の水回りやエンジンマウントを交換します。

まずは油脂類から。AT車の場合定期的なATF交換でAT本体の寿命を伸ばす事が可能です。当店はかの有名なATFチェンジャー『トルコン太郎』を常備しておりますので、ジャンジャン交換可能です!
ちなみに使用しているオイルは和光ケミカルさんのATF T-Ⅲ エーティーエフ タイプスリー

高級なATFもたくさんありますが、コペンの4速ATにはこのくらいのオイルがベストマッチングです。

続いてはエンジンマウントの交換。
コペンのエンジンマウントは3箇所あって、2箇所は比較的作業のしやすい箇所にあるのですが、後ろ側の一個がなかなか曲者です。
しかもここが一番大きな要のマウントで、ここを交換しないと大きな効果は得られません。
特にAT車でDレンジやRレンジでブレーキを踏んでいる状態の時にブルブル振動が伝わってくる車両はエンジンマウントが劣化していると言えます。
コペンのエンジンは4気筒エンジンですので、3気筒と比べると振動が少なく、マウントがしっかりしている車両の車内はほとんど振動が伝わってこない快適空間でもあります。

画像のようにエンジンを支えているフレームを少し車体から下ろして作業スペースを確保しつつマウント交換します。
フレームを下さなくてもボルトは緩められるのですが、そのボルトがかなり長くてスペースを確保しないとボルトを抜く事ができません・・・
本日の作業はひとまずここまでで、明日は残りのマウントや水廻りの作業に移りたいと思います!
ではでは!