こんにちは!わだちの犬飼です。
本日のわだちの工場はカラフルな3台からスタート!

赤いコペンの奥では前回に引き続きせっせと私がリビルトポンプ作成に励んでおります。
本日もリビルト油圧ポンプ交換、2台施行させて頂きました!栃木県と静岡県からご来店、ありがとうございます!
せっかく遠方からご来店いただいたのでアクティブトップの修理だけでなく、他の部分で少しでも気になる点があればご相談に乗っております。
多いのがやはり雨漏れ関連。色々と修理方法はありますが安く直す方法もたくさんあります。
手前の青いコペンはこれからエンジンを降ろしてオーバーホールを実施します。昨年までは奥側のリフトで重整備を行っていましたが、今年からは入れ替えました!
理由は奥のリフトだと下にプレートがあり、床掃除がし辛い為。どうしてもエンジン下ろし等の重整備は色々と汁物がこぼれてしまうので工場が汚れがちです。そこをなんとか綺麗に保つために入れ替えてみました!
画像は撮り忘れましたがひとまずエンジンは降りたので、明日からまずミッションのオーバーホールから取り掛かります。

続いては点火系の整備、スパークプラグの交換とイグニッションコイルの交換です。
最近は中古でコペンを購入されて間もないお客様から状態を把握したいので点検して欲しいとのご依頼を多く頂きます。その中でよくお勧めさせていただいているのが点火系と冷却系統の整備です。
特段点火系はコペンだからという訳ではなく、現代のイグニッションコイル装着車は10万キロを超えたあたりから調子を崩しがちなので、予防の意味で交換しておくと良いです。壊れかけている本調子でないイグニッションコイルから、新品に交換するとパワーアップしたのを実感できます。
後はスパークプラグは他のエンジンより少し強めに締め付けないと緩みます・・・ここ要注意です。

イグニッションコイルはNGK製をいつも使っております。
純正より少しお安く、性能も申し分ないのでお勧めです。絶対に安いからと言って激安のイグニッションコイルは使用しない方が良いです!すぐに調子が悪くなるのと、酷い物だと新品で壊れているケースもよくあります・・・

今回は点火系と合わせて充電系も整備。リビルトオルタネーターに交換しました。走行距離が嵩んでいなくても車齢が増してくると壊れる事があるオルタネーター、10万キロ15年経っているならば交換した方が安心かと思います。
オルタネーターが壊れるとメーター内にチャージランプ(バッテリーマーク)がつきますが、コペンのオルタネーター故障はチャージランプがつかないで壊れるケースが多い印象です。
電装品はいきなり逝くこともありますので、壊れる前に予防しておくと出先で困ることも無いかと思います。
ではでは!