こんにちは!わだちの犬飼です。
当店得意のアクティブトップ機構の修理、ほぼ毎日実施しております。
最近修理した中で数台をご紹介!


まずは新定番となりましたわだち特性リビルト油圧ポンプ!
https://wadachi.hp.peraichi.com/pomp
最近は生産体制も見直して、なんとか店頭在庫することもできるようになってきましたので、当日のご相談でも対応できることが多いです。しかし基本的には受注生産ですので、ご希望の方は予めご連絡いただけると助かります!
今回もバッチリ修理完了です!通信販売も含めてお陰様で既に150個近く販売しております。今のところ大きなトラブルも無く、現状品質は問題ないかと思います。

続いては久々の登場LA400ユニットへの移植作業。リビルトポンプの技術を確立させてからめっきり施工件数が減ってしまいましたが、20年後の信頼性を考えるとこちらに軍配が上がります。
今回のお客様は新車からワンオーナーで880コペンにお乗りの方、この先もずっと乗り続けるためにこちらを選択していただきました!

コペンのアクティブトップ不調の原因の大多数は油圧ポンプ不良ですが、必ずそこだけが壊れるとも限りません。
こちら当店の中古車販売用のコペンさん。基本的に屋根の壊れている車両を狙い撃ちして仕入れているのですが、今回は油圧ポンプではなくコンピューターとセンタラッチ(イージークローザーのモーター)が故障しているレアケースでした。
診断機と経験を駆使して油圧系統以外の不具合もサクッと修理いたします!

最後は番外編、BMW Z4のオープン機構の修理です。
コペンのアクティブトップ機構はドイツ製ですので欧州車のオープンカーも同様のメーカーの機構で動作しております。
それならば今までの経験と技術を欧州車にも応用できるのでは?と思い、屋根の開かないE89 Z4を仕入れてみました。
現状としてはオープンスイッチを押しても窓は下がりますが屋根はうんともすんとも動きません。

当店コペン以外の整備も行っておりますので、BMW用の診断機もございます。
色々と点検してみても電気的なエラーはなさそうですので、こちらも油圧ユニットの不具合で間違いなさそうです。

Z4の油圧ユニットもコペンと同じ位置に収まっていました。少し動作が複雑な分、サイズも大きく配管の数も多いです。

油路を切り替えるソレノイドバルブも3つついています(コペンは1つ)
油圧ポンプ単体を取り外して色々と分解点検してゴニョゴニョしたところ・・・

バッチリ動作するようになりました(^ ^)
コペンとは少し違う動きをしますが大方の動作は同じです。

もう1台オープンできないZ4が入荷しますので、そちらも修理してみてノウハウを蓄積させて新たなサービスメニューを充実させていきたいと思います!
ではでは!