こんにちは!わだちの犬飼です。
まずご紹介するのは昨日の車検整備の続きから。
ブレーキ周りの点検の結果ダストブーツにキレがありましたのでキャリパーオーバーホールを進めていきます。

車両からブレーキキャリパーを取り外し、分解していきます。

ブレーキキャリパーを外している間はブレーキラインからオイルが出てきてしまいますので、クランプすることで無駄な流出を防ぎつつ、綺麗に作業できます。

いきなり完成です笑
途中の写真を撮ることができなかったのですが、分解したのちに洗浄し、塗装し直した上で組み付けて完成です。

切れてしまっていたダストブーツも新品に交換。

車両に取り付けると綺麗になったのがよくわかります。
これでしばらくは安心して乗り続けることができるかと思います。

ブレーキラインを切った後に必要になるのがエア抜き作業。
ブレーキは油圧で力を伝えていますので、途中にエアが噛んでいると力が伝わらず、ブレーキが効きません。
しっかりとエア抜きをした後に試運転をし、ブレーキ周りの作業は完了になります。

今回は車検作業の他に下回りの防錆処理とDスポーツのサイドシル補強バーの取り付け作業もございましたので、作業途中で取り外した部品もついでに塗装。

下回りはクリアタイプの錆転換剤を塗布して仕上げます。
コペンを長く楽しむ上で錆は大敵ですので、見えないところもしっかりとケアしていきたいものです。

話は変わってオイル交換作業の様子。
リフトが埋まっておりましたが上抜きのチェンジャーも完備しておりますので、サクッとオイル交換。
コペンのエンジンは上抜きでもしっかりと全量抜ける構造ですので、オイル交換の品質には上抜きも下抜きも差はないかと思います。

上抜きだと抜けたオイルの色や量がリアルに分かりますので、そこも利点の一つですね。

続いては重整備のご紹介。
トランスミッションからオイル漏れしてしまっているコペンを修理していきます。

こちらのコペン、イギリス逆輸入の1300ccコペンです。
当店1300のコペンの作業も多数実施しておりますので、いつもの様に作業を進めていきます。

サクッとエンジンを下ろして・・・


トランスミッションとエンジンを分離します。
今回エンジンは作業しませんのでしばらくこのまま・・・

オイル漏れで汚れているトランスミッションです。
今回はオイル漏れ修理も兼ねてオーバーホールをしていきますので、明日はその様子をご紹介できればと思います。
ではでは!
