コペンのアクティブトップ研究〜油圧ポンプ〜

こんにちは!わだちの犬飼です!

最近はコペンに限らず納車が多く、バタバタしていて中々更新できずすみません‥

さて、今回はコペンの最大の特徴でもあるアクティブトップのお話です。よくお客様から『これって壊れないの?』と聞かれます。

はい、壊れます笑

複雑な動作をしている機構ですのでやはり壊れやすいのも事実です。しかしいきなり動かなくなるのは稀で、よくあるのは動きが遅くなる、屋根の開閉に時間がかかるケースが多いかと思います。

特に旧コペンが1番多く販売された平成15年式前後のコペンはこの現象が起きている個体が多く見られます。

そこでお手軽な修理?対策として有名なのは油圧ポンプのオイル交換ですね。確かに交換すると動きが良くなることもあります。

でもなぜ経年変化で動きが遅くなるのでしょうか?オイルの劣化?オイル交換でも直らない場合はポンプを交換しなくてはならないケースも多々あります。実際新品ポンプは高すぎ(部品だけで14マン‥)ですし、良好な中古ポンプも値段が高騰しています。

そこで我々わだちは油圧ポンプの研究を通して丸々交換では無い他の方法で、なんとかポンプを復活させられないかと日々模索しております。

当初はそもそもの油圧が下がっているのではと思い、油圧発生機構を疑っていました(Youtubeの動画の頃です)が、最近の研究によって他の部分に問題がある事が判明!

どんな故障診断もその機構の正常な作動が分からなければ異常を見つける事はできません。まずはこの油圧ポンプの正常作動を知る事がポンプ攻略の第一歩なのですが、これが中々難解です。

このポンプ、ドイツ製なので構造や機構がかなり変わっています。日本人とは発想も違うので、理解するのが一苦労。画像右の箱が油圧切替部分なのですが、中身は複雑な迷路です‥

そして油圧ポンプ自体も場面場面で回転方向が違うのです。テスターでモーターの電圧測定をしながらアクティブトップを作動させて調べました。この発見により、油圧回路の解析が大きく前進!

とても文章で表現できる物ではないので、詳細は書きませんが、アクティブトップ不具合の原因までは掴む事ができました。

あとはその原因をどう解決するかです‥

ドイツ製油圧ポンプをオーバーホールできる日も近いかも‥?

作成者: wadachi1201

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